月下美人姉妹

月下美人姉妹

★今年も我が家の玄関先で「月下美人」が、昨夜11時40頃に美しく開いた。
今年は鉢の位置をホンの少し移動したために、日当たりが強すぎて何枚かの葉が枯れた。もしかしたら花が付かないかもしれない、と思っていたのだが下の方で葉陰に隠れて花芽がドンドン伸びていた。それもひとつの葉から左右に2本の花芽が伸びていた。そして昨夜の開花となった。

★ジッと見ていると、姉妹花のように思えた。妹のほうはカメラの方を向いてくれないので姉の方を中心に撮った。
それにしても毎夏、彼女を見て思うのだが、不思議で妖しい花だ。夜に咲く花は総じて強い香りを放つと言うが、彼女も例外ではない。いくら香りを出しても、驚くほど美しく艶やかな姿を見せても、深夜では受粉を助ける虫を惹きつけることは出来ないのに…、何故だろう…。

★今朝4時には、もう萎れてぐったりしていた。深夜数時間の一夜花だ。彼女との逢瀬はまた一年後の夏の深夜。まことにミステリアスな彼女なのだ。

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夏の終わり

夏の終わり

★花火の絵です。火花の表現に少々苦心しました。

★いつもそう思うのですが、季節というのは過ぎてみればアッという間だったような気がします。でも、もうすっかりセミの声も聞こえなくなったと思っていたら、どこからかツクツクボウシの間隔の短い声が聞こえます。生き残りのしぶとい一匹なのでしょう。
虫の音も日増しに大きくなり、涼しい夜長がやっと来たと思っていたら、次の日はまた蒸し暑い夏日。
「トッとと行け!」と思っても居座る夏、「早く来い!」と願っても、なかなか来ない秋、今はそんな季節が重なりあった妙な時期なのでしょうか。

★先日、夏休み最後の日のことです。スーパーの駐車場でご近所さんたちが花火に興じていました。通りがかりに 『随分遅めの花火大会だな。』 と言うと 『夏休みに買ったり、親戚から貰ったりした花火が、まだドッサリ残っているから片づけているの。』 と、奥さんが言いました。
赤・青・黄色の火花に照らされてキャッキャと騒いだり、さも感慨深い表情で火花を見つめているのは大人たちで、子どもたちはさほどの表情もなく普通にジッと火花を見ていました。さんざん遊んだ夏休みにもう花火なんて飽きてしまったのか、それとも、まだ済んでいない宿題や一研究のことが気になっているのか…。
ここにも夏の終わりの光景を見た、と思ったのです。


夏の終わりにポチッ!

ちっとも変わらない声とキャラ

ちっとも変わらない声とキャラ

★少し前の人ならご存じでしょうが、かの美川憲一さんのヒット曲に「柳ヶ瀬ブルース」がありました。当時は全国に名を馳せた岐阜の歓楽街「柳ヶ瀬」です。私も若い頃はこのネオン通りを徘徊したものです。
その「柳ヶ瀬」の中華料理店に、昔の若い仲間たち40人ほどが集まり宴会をするということで招かれました。
狭いアーケード街を通り、昔と少しも変わらない佇まいのその中華料理店を懐かしく思いながらドアを開けると、そこにはさらに懐かしい面々が待ち受けてくれていました。

★昔の若い仲間といっても、今年50の峠を越えた彼と彼女たちです。毛フサフサ、ゴマ塩、バーコード、外見は昔と変わらないとは言えませんが、この厳しい時代と果敢に戦っている最前線の彼らとそれを支える彼女たちです。

でも、10代のあの時と少しも変わらないのは彼らの声とキャラです。

『ずっと前から、この会を楽しみにしていて、そのためのお洋服も、お化粧も決めていたのに、すっかり明日の4時開催と思い込んでいて、家でくつろいでいたら、さっき電話が入り、慌てて走って来たの。だから、ゴメンナサイ、お洋服もお化粧も、普段のままで。』
と、挨拶するA子さん。あの頃もオチャメで明るく人気者でした。

『一生独身と固く決めていたのですが、数年前に年頃の娘を持つシングル婦人と恋愛結婚をして、その娘が結婚して出産したものですから、一気に、独身から孫を持つ身となりました。』
と、挨拶するBくん。あの頃も、ヌーボーとして穏やかな男でしたが、ときどきアッと驚く側面をみせる男でした。

★ともあれ、終始笑いの絶えない最高の宴でした。
私は所用があり、少し早めに退席しましたが、「柳ヶ瀬ブルース」を口ずさみながら、アーケード街を後にしたのです。

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今年の夏

今年の夏

★昨日、「暑中お見舞い」のハガキを投函した。
が、今年の夏は、今のところ昨年の夏とは様子が違う。昼はムシムシとして結構暑いが、夕方になるとザアーと雨がきて、過ごしやすい夜になる。おかげでクーラー要らず、せいぜい扇風機をときどき回すぐらいだ。
子どもの頃の夏休み、川で泳いで、その帰り道に夕立に遭って、夕立が通り過ぎると涼しい風が吹いていた。そんな遠い昔を思い起こさせるような、気持ちの良い爽やかな今のところの今年の夏である。

★先日、スーパーに買い物に行ったとき、いつもの何人かが今年の夏の天候を話題に井戸端会議をしていた。
『今年の夏は異常気象ね。』 『夏はもっと暑くなきゃ!。』 『なんか、天変地異が起こる前兆じゃないだろうね。』 等々。
(アンタら、去年ように暑けりゃ暑いで異常気象と言うし、今年のように暑くなくても異常気象と言うし、ちょうどいい夏ってどんな夏じゃ?。)と、心の中で言いながらオバちゃんたちの前を通り過ぎた。

★現存している気象の記録を見ても、干ばつに苦しんだ暑い夏、冷夏がもたらした作物被害、そんな異常気象の記録はイッパイある。私たちの生活にさまざまなリスクを与えもするが、それが自然界だと思うしかない。
もっとデカイ地球の歴史を長いスパンで見れば、我々の大地大気は温暖化と寒冷化の周期の繰り返しだと聞く。

★CO2→温暖化→異常気象、さらにそれらが暗い世相と結びついて、いっそう不安を煽るような話題はゴメンだ。
私たちの地球は全ての負を浄化し、いずれ平穏を取り戻してくれるスゴイ星だと信じている。
願うことなら、三陸の放射能汚染を浄化してくれまいか…。

★アッ、そうそう、そういえば昨年になかった異常が今年の夏にあった。
アオカナブンの大量発生だ。こいつ、かなりの悪漢で私が春以来、種から育てたアスターがようやく花を付け始めたのに、葉を食い荒らし始めた。毎朝夕、アースジェットを吹き付けて戦ったが、効果抜群でアスターの根元にはこいつらの死骸がゴロゴロ転がっている。おかげでここ半月の間にアースジェットを2缶使い切ってしまった。
自然界の営みと言えども、こいつらだけには寛容になれない私だ。

このままの気候で秋まで行ってくれ!

熱中症!!

熱中症!!

★先日、猛暑の日、私たちの公募展の中部地区作品搬入が名古屋の某所でありました。
愛知・岐阜・三重の作家達が12:00~3:00の間に、ここに作品を運び込み、その後に、それらの作品を東京に発送するための梱包をみんなで行うのです。

★私も11:30頃に着いたのですが、もう若い作家たちが手際よく仕事を進めていて、私のようなロートルは、ただボヤ~としているだけでした。室内は節電気味のクーラーが入っていて、そこそこ涼しかったのですが、手持ちぶさで退屈なので、炎天下の外に出てタバコを吸って、『暑い!暑い!』と言いながら室内に戻る、ずっとそんな繰り返しを続けていました。お昼になっても食欲もあまりなかったので昼食をとらないままに、[外で喫煙⇔室内でボヤ~〕を続けていたのですが、3時頃、急に気分が悪くなって頭がポーとしてきました。『これは、もしかして熱中症かも…』と、慌てて外に出て、100メートル程離れたところにある自販機に走り、アクエリアス2本を買い、道々1本を飲み干し、2本目を飲みながら何事もなかったようなふりをして戻りました。

★アクエリアスとか、ポカリスエットとかいうヤツはいいですね~。水分がクッー!と五臓六腑にしみわたり、またたく間に元の体調を回復しました。

★これが、熱中症気味の症状だったのか、空腹によるものだったのか、あるは昨夜の飲み過ぎによるものだったのか、分かりませんが、水分切れの体がタバコの煙で燻されて、まさに燻製状態だった私を2本のアクエリアスが救ってくれたと思っています。(それよりもタバコを止めろ!)

★いよいよ8月、向暑の砌、皆様くれぐれも熱中症にはご注意を!。ご自愛ください。

熱中症注意!

二科展/受賞

二科展/受賞

★先日、東京六本木の「国立新美術館」に行ってきました。
先般、見ていただいた2点のうちプロペラの付いた得体の知れない飛行物体を描いた作品の方が、二科デザイン部で今年も「奨励賞」をいただきましたので、その表彰式に行ってきたのです。ともあれ作品を認めていただくということは嬉しい限りですし、併せて、これからも作り続けて行こうという意欲もいただきました。

★この「国立新美術館」、黒川紀章氏の設計になるもので2007年に完成したのですが、巨大で前衛的な外観と内部の展示空間の広大さに驚きます。
つい最近までは、上野といえば美術のメッカで、作家たちの憧れの地でした。私も若い日、上京したときは上野の森の空気をいっぱい吸って岐阜に帰ったものです。しかし、時代は変わり、いまや全国公募展の多くは、手狭な上野の美術館から、この国立新美術館に会場を移しているのです。

★で、表彰式後のパーティーで、乾いたノドにいっぱいビールをいただいて、『ウーン、やっぱり帰りに上野の森美術館に寄っていこう…』と思い、上野駅に降りたのですが、なにしろこの猛暑が体内のアルコールを沸騰させてフラフラでした。結局、駅近くの喫茶店に飛び込んで、ゆっくり酔いを覚ましてから、アメ横をブラブラし、買わなくてもいいようなガラクタを買って帰途についたのです。
でも、何か、こういうどうしようもない行動って、昔もあったなぁ~、と懐かしくも感じる東京行きでした。

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『無言館』という美術館/終戦の日を前にして

『無言館』という美術館/終戦の日を前にして

★今年はとりわけ猛暑の夏です。暑い日射が容赦ありません。
我々にとって忘れてはならない8月に入りました。あの8月6日が過ぎ、あの8月7日を明後日にひかえ、そしてまもまく終戦の日を迎えます。

★長野県上田市に『無言館』という美術館があることをご存じでしょうか。作家水上勉氏のご子息である窪島誠一郎氏が館長を務めるこの美術館は戦没画学生の慰霊美術館です。氏を中心にして全国の戦没画学生のご遺族を訪ね、残されている作品や遺品を収集してここに展示しているのです。息子の作品を大切に保存されているご家庭もあれば、世代が代わってその処分に迷っているご家庭、あるいは処分できずにキャンバスを枠から外して描かれたキャンバス地だけを丸めて物置に保存しておかれたご家庭もあったと聞きます。氏たちの収集のご苦労と熱意が伺われエピソードだと思うのです。

★先の大戦末期、敗色濃厚の日本は、次世代を背負う有意の若者たちをことごとく戦地に送りました。その中に、美術大学や美術専門学校、あるいは独学で絵を学んでいた若者もいました。彼ら多くは戦地で帰らぬ人となりました。殆どが20歳代の若者です。この『無言館』には、美術活動への志半ばで無念にも戦没した彼らの作品や遺品が静かに展示されているのです。

★数年前、家内と『無言館』を訪れました。そのときの悲しみの感動を忘れられません。
画家や図案家や美術教師になることを目指して描き続けていた作品の筆致は力強く明るいものが多いし、戦地から家族に送られた絵手紙や文書も内地の親兄弟への心遣いに溢れていて、それがまた私たち観る者をいっそう切ない思いにさせるのです。

★その中に『無言館』を象徴する一つの作品があります。
古く剥がれ掛けたキャンバスに未完成の裸婦が描かれているのですが、その下にこんなコメントが添えられていました。
『戦地の行くことが決まって、初めて妻の裸体を描いた。この続きは帰ってきてから、必ず描くからね…。そう言って戦地に赴いた彼は二度と帰って来なかった。』
館内には若い観覧者も多かったのですが、作品や遺品を前にあちこちから嗚咽がずっと聞こえていました。

★戦争が許されない行為であることなんて、言われなくても誰でも分かっています。ただそれが概念的な理解で終わらないようにしたいものです。
広島、長崎をはじめ、いまだに戦争の事実が現存したり、語られている所は全国に多くあります。私たちはそういう所に行って悲しみや怒りを共有し戦争の不条理を実感することこそ未来の子どもたちに戦火をくぐらせない強い意志となり、力のある世論となるのではないのでしょうか。戦争は遠い昔のことではないし、対岸の火事でもないのですから…。
その意味で『無言館』という美術館は、大きな力を持つ美術館だと思ったのです。

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看板をつくる

看板をつくる

★言ってみても仕方がないことですが、ホントに暑いでね。道で会う人と交わす言葉は『暑いね~!』しかなく、後に続くの言葉はしゃべるだけでも汗が出るので、その一言だけで行き交うのです。

★さて、地域の盆踊りのポスターとチラシを作ったら『ついでに看板も作ってよ。』と言われたので『いいよ』と引き受けたら、以前何かの行事に使った想像以上にデカイ古看板が持ち込まれました。
B1の黄いろの色ケント紙を3枚貼り合わせて、ポスターカラーで描いたのですが、そのポスターカラー、CGを始める以前に使っていたもので、すっかりカチカチに固まっていました。

★新品を買うのももったいないので、使う色のポスターカラーのビンに水を入れて一晩ねかせて、次の日に焼き肉用のステンレスの串でツクンツクンと刺したり混ぜたりしたところ、結構粘り気も出てきて、何とか使えるようになりました。『どうせ一晩限りの看板、この再生ポスターカラーでじゅうぶん…』と独り言をいいながら描いたのです。

★でも、暑い中での作業、画面に汗はタレル、乾いていない色をこすって汚してしまう、等々大変でした。
そういう汚れてしまったあちこちには水玉模様を描いて隠して、ハイ完成です。

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暑い!

暑い!

◆秋の全国二科公募展にだす作品の出力が出来てきたので、パネルにはり、保護ビニールをはって、先週の土曜日搬入しました。今頃は東京の倉庫に全国から集まった作品と共に審査日を待っています。

◆それにしても今夏の気象は作品を仕上げるフィニッシュの段階でとても厄介でした。
しばらく豪雨が続き、家の中は湿気が充満していてビニールが手汗でベタベタとくっつくし、湿気のためにビニールと作品が密着しすぎて、うまくビニールを引っ張れない。
さんざん苦労してビニールをはると、次の日から今度は焼け付くような日照りで、ビニールが伸びて部分的に弛んだようになり、また張り直し。
紙とかビニールとかいった普段何気ないモノなのに、気象には実に敏感なのですね。

◆この地方の暑さといったらハンパではありません。ここのところズッと雨が来ないために、深夜になっても地面の温度が28℃までしか下がらないものですから、日の出とともにアッという間に30℃をクリヤーです。だから昼間は連日40℃近くまでいくのです。
とてもPCの前に座っておれません。ブログ更新も夏期休業気味です。
「PCの前で、熱中症で倒れる」なんてことになるとザマァないですからね。

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ハートサボテンの蜜

ハートサボテンの蜜

★学名は何というのか知らないが、「ハートサボテン」という俗称がとてもいい。
葉がホントにきっちりしたハート型になっている。
もう7年程前だが、家内が母の日だったか、誕生日だったかにもらったものだ。キッチンの流しの前の出窓に置いていたら、ドンドン伸びてきたものだから、途中で切って別の鉢に植えたら、それも伸びに伸びて二鉢ともこんなふうになった。今年は両方とも切って4鉢にすると彼女は言っている。

★珍しいのはこの小さく奇妙な花だ。今年は5カ所に咲いた。最初に花を付けたのは4年前だったが、『なんじゃコリャ!』と驚いたものだ。
白い花弁(?)の真ん中に真っ赤なボコボコが重なっている。2~3日経つと、その赤いボコボコから蜜ようなものが滴り落ちる。ソッと指で触るとホントに密のようなベタベタが指先に付く。

★『どんな味がするか舐めてみようか?』というと『やめなさい!毒かもしれないし…』と言うので、かえって確かめたくなっておそるおそる舐めてみた。
『甘~い!』、ちょっと舐めてみただけだが蜜のように甘かった。
多分、コイツの祖先は砂漠で生きていた頃、この蜜で虫たちのハートをガッチリ掴んでいたのだろう。
ハートサボテン恐るべし!

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