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本

◆いつもポスターの類をつくっているばかりではありません。お役所ですから、こんな依頼もあります。例えば、道路を拡幅して街路樹を植える、施設を新設する、施設の内部をリニューアルする、等々のときに、その完成予想図を描くのです。地元の人たちや関係者に理解を求める資料にするそうです。『ホレ、こんなふうにきれいに作りますから』と。でも、この仕事好きなように描けませんのでイヤ。

◆この絵も、団地の裏山にある施設の一室を図書室に全面改修する、ということで描いた完成予想図です。(図中の木の部分は、材木屋さんのカタログからスキャンし、つないだり、伸ばしたりしながらはめ込みました) もう完成していますが、木の香が漂い、私の予想図よりもはるかにステキな図書室になっています。

◆さて、本のことですが、よく『感動した本は?』と、問われることがあります。私は、読み始めてイヤになった本は、途中で読むのを止めるものですから本棚のコヤシのままです。だから、最後まで読み切った本は、全て感動した本なのでしょう。

◆感動にもいろいろあります。
寸暇を惜しんで、松本清張さんの推理小説を読みあさっていた頃のことです。彼が昭和27年に芥川賞を受賞した【或る「小倉日記」伝】に出会いました。〔森鴎外が書き綴った日記の中で、鴎外が小倉に赴任した数年間の日記だけが発見されていないことを知った青年がいました。体に障害を持つ、この青年が母親の協力を得ながら、その欠落した日記の所在を求め歩くという物語です。〕結末はハッピーなものではありませんが、私は、この作品を読んで、生き甲斐、生き甲斐を支える優しさ、運命、を凝縮した短編だと思いました。同時に、私のイメージの中で固まっていた松本清張さんとは全く違った意外な清張さんに出会った思いでした。

◆意外、同感、共鳴、憧憬、本からの感動ファクターはさまざまですね。

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コメント

bokkasaさん、こんばんは。

★ありがとうございます。
★bokkasaさんのお住まいの周辺はステキな散策コースがあちこちにあっていいですね。排気ガスからも逃れるし…。
★その場所から登って西に続く○○○アルプス、ほぼ半分を昨年晩秋、歩きました。何も無いわが町にとって、その尾根道からの眺望は唯一の宝ですね。平野の真ん中に連なる山ですから、低い丘のような山なのに、四方の眺望がひらかれているという珍しい山です。

素敵な「山の図書館」

この「山の図書館」、私の住んでいる裏山の入り口にあるところですね。この絵をみて、すぐわかりました。
山小屋風の建物で、靴をぬいで入るんですよね。
親子連れが、ゆっくり本を読めるようです。

この山で、岐阜蝶を育てている方、毎朝、日の出と共に登っていられる方、いろいろ出会のある素敵な場所です。
頂上からは、名古屋のツインタワー等まで見えます。
・・・とは、云っても私は、あまり登ったことがありません。
綺麗な写真の載ったBlogを数箇所でみました。

small islandさん、こんばんは。

★ありがとうございます。
★small islandさん、同じ町ですよね。町の最東端の団地の山の上なので、あまり知られていないようですが、ちょっと山小屋風のたたずまいのこの図書館施設が建っていますよ。その横道を登ると最高のハイキングコースです。いまは山道も草木が茂ってヘビもいますのでお勧めではありませんが、秋、葉が落ちて山が明るくなったら、お出かけください。そして、そのついでに、この「山の図書館」に
お立ち寄りください。とても、いい雰囲気ですよ。

nanbuyaさん、こんばんは。

★ありがとうございます。
★驚きました!「人間の条件」って、マルローの「人間の条件」のほうではなくて、五味川純平の「人間の条件」の方ですよね。だったら、私も、「太陽の季節」とともに、過去もっとも感動した小説です。この記事にそのことも書こうかと迷った本です。軍組織の不条理に反抗して、やがて死に向かう主人公梶の生き方は、いまでも私の憧れです。最初は新書版6巻を買って読んだのですが、この本だけは新書版で本棚に置いておくわけにはいかないと思い、同じ三一書房から出た、上下二巻にまとめたケース入りの装幀本も買いました。この本は本棚の宝です。

ぶくさん、こんばんは

★ありがとうございます。
★窮屈な仕事なので…せめて、こんな遊びを
 ◇彼氏を迎えに来た彼女、無視して本を読んでいる彼氏。
 ◇一番手前の本は、私が小説以外で初めて最後まで読んだ専門  書で若桑みどりさんの「都市のイコロジー」の本の写真。
 ◇結構、利用者が多いので喜んでいる司書のおねえさん。
 ◇椅子がいっぱいで座れなくて、書棚の本を目的なしに探してい  るお父さん。
 ◇やっぱり、いつも中心にすわっている○○さんとこの奥さん。
★自分だけの想定、楽しいです。

響さん、こんばんは。

★ありがとうございます。
★私は小さい頃から本屋の立ち読み専門で、良からぬ本を立ち読みしては店主に叱られて逃げたクチです。いまでも、本屋になら数時間おれます。『この本買おうか…、でもちょっと高いな…』と思いながら、結局、読んでしまって、買うのや~めた、ってこともあります。
でも、こういう小さな図書室があちこちにあって、それぞれに、それぞれの分野の書籍があるっていうようなのも魅力的ですね。
私の町にはほど遠いことですが…。
★手塚治虫さん、お好きのようですね。私も大好き、結構持っています。いつかここに載せます。

水無月さん、こんばんは。

★ありがとうございます。
★実は、私は本屋の立ち読みが専門で、図書館には資料取りぐらいのときにしか行かないのですが、こんな敷居の低い居間のような図書館がそこかしこにあるといいですね。そこの司書に頼むと、読みたい本をメインの図書館から取り寄せていてくれたり…。私の町はまだそこまでいっていません。
★私も推理小説の最初の一冊は、小学校のときに読んだ江戸川乱歩の【青銅の魔神】です。

足袋ネコさん、こんばんは。

★ありがとうございます。
★図書館って、『たしか、いつだったか、そのことについて書いてある本を、この辺りにある本で見たことがあるのだが…』と、探してもなかなか見つからないものですね。
★私、どうも図書館ではゆっくり出来ない性分です。本屋さんには何時間もおれるのですが。昔の勉強嫌いが尾を引いて、文化的施設に馴染めないのでしょうか。
★作品づくり→苦しい→イヤ→でもやらねば…。足袋ネコさんも同じですか。

私の子供の頃は、この町にこんな素敵な図書館はなかったです。木の香りのするこんな居心地の良さそうな図書館があったのなら
もっと読書が好きになっていて、すばらしい本にもめぐり合えて、
私の人生は今と違っていたかもしれないなあ...。

田舎時遊人さん、こんばんは。

★ありがとうございます。
★制約のある仕事はイヤです。(ホントはそんなこと言ったらバチがあたりますね。好きなことをやらせて貰っているのだし、それに仕事というのは制約があるのが当たり前ですから…)
★せめてこの絵で遊んだところ→彼女がカレシを迎えに来て、廊下の窓からカレシに合図を送っています。『約束の時間よ!』と、でもカレシは本に夢中で気がつきません。さて、カレシは3人のうち、どの人でしょう。
★田舎時遊人さんの生活感性の素晴らしさには負けます。

なるほど、関係者はこのイラストを見て、では予算を出そうかと、財布の紐をゆるめるんですね。責任重大ですね。
私の人生の書は「人生劇場」「人間の条件」太宰治の「津軽」などなど、「足摺岬」も忘れられない。

玉はんらしくて、、、

確かに決められた枠の中の 窮屈な お仕事なんで
野生児 玉はんには 窮屈なんでしょうが、、、 

僕には玉はんらしさが色んな所に ちりばめてあって 好きだし 楽しい作品です

書く人の想い 見る人の思い それぞれにかなっ。。。

こんにちは。
私の小学生のころ、近くに児童館があったのですが、そこの図書室にそっくりです。
実際、もうちっと古かったんですけれど。
子供の頃の私ですから、雨の日だけしかその図書室には用なしでした。
自分はソファーなどにごろ寝して本を読むのが好きなので、
いまは図書館はお持ち帰り専門です。
ある図書館に手塚治虫の漫画がほぼ全巻あったのはありがたかったです。結構暗いのもグロいのもエッチなのもあり、意外な作品にも触れられました。巨匠だと思いました。

こんばんは♪

玉さん、こんばんは♪
木の香りのする「山の図書館」・・・素敵ですね。リラックスして本が読めそうです。
私も小学生の頃から、学校の図書室や町の図書館が大好きでした。
記憶にある図書館は木の香りじゃなくて、ちょっとカビくさい本の匂いがしていました。
江戸川乱歩や、シャーロック・ホームズシリーズなどの推理小説をドキドキ・ワクワクしながら
読みふけった思い出があります。
大人になってから北海道の作家、三浦綾子さんの小説に出会い、命のありがたさを教えてもらいました。

らららちゃんは、小さな図書館司書?私の行く図書館にも、いるといいのにな。

木の香りが漂う図書館はいいですね。
私は木の香りが好きで、へたくそな日曜大工をして喜んでいます。
ほとんどが木造である山小屋もとっても好きです.
最近の図書館はとても居心地がよく居眠りをしている方々も多く見受けられますが・・・・
本を読むというより調べ物をしている方が多い私・・・
気持ちが貧弱なのでなかなか探し物を見付けられません。

↓ 私も年2回、自分にプレッシャーをかけてやっております。
全くもって・・・・楽しくないですね 作品作りって・・・・はぁ~(ため息)

完成(感性)予想図

この絵は完成予想図というよりも、感性予想図と言う方が合ってるかもしれませんね!描く人によって、イメージが大なり小なり変わってくるでしょうから・・・。そういう点で、玉清さんの感性予想図は、温かみそして木のぬくもりが伝わってきます。実際の完成したものと見比べてみたいです。

あまりにも制約の多いデザインは難しいんでしょうね?

Dr.beautifulさん、こんばんは。

★遠い国で、いつも見てただいてありがとうございます。
★ドイツでの生活は如何ですか、もうすっかり…ですか。
★いいですね、本は。その場の情景がイメージ出来て楽しいですね。Dr.beautifulさんは、これからドイツ文学の探訪ですか?

たまさんこんにちは。いつも, たまさんの作品をし"ックリみさせてもらってから, 素敵なお話をゆっくり楽しんでいます.
" 山の図書室 " . 木の香とめくもりを感し"る心地よい作品ですね.
図書館好きとしては, 絵の中に飛び込みたあい! という感し"で^^
>> 意外、同感、共鳴、憧憬、本からの感動
そんな本とであった時, 本が呼んでくれたんた " なあっとふとおもうのです。

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