害虫の親玉

害虫の親玉

◆今朝、フェンス越しにお隣さんの庭を見たら、根元辺りまで切り取ってしまったイチジクの木から、もう何本かの枝が出て、その先っぽに小さな芽が出ているように見えました。

◆イチジクという木は放っておくと大きくなりすぎて実が少なくなるものですから、毎年、秋、すってんてんに枝や幹の上部を切り落とすと、次の年、また新たな枝を伸ばし、甘い実をたわわにつけるのです。

◆しかし、『それにしても、これはチョッと切りすぎではありませんか?こんなに根元近くまでも…』と奥さんに訊ねると、『そうなんですよ、実は、去年、この木にカミキリムシが入ってしまって、こうせざるをなかったのですよ…』と言われたのです。
とうとう、こんな街の中まで、アイツが来たかと思いました。
:そういえば、去年、私の家の網戸によくアイツが留まっていました。
:そういえば、去年、お隣さんから、おいしいイチジクをいただくこと がなかった…(バカ!卑しいことを!)
と思いだしました。

◆カミキリムシ、虫好きだった少年時代を田舎で過ごした方々はご存じだと思いますが、カミキリムシといっても、その種類はメチャメチャ多くいて、昆虫採集の格好の標的にしたものです。

◆このカミキリムシ、実は害虫の中でも極めつきの悪いヤツなのです。特に、クリ、クヌギ、イチジク、ビワ、カシ、さらに、サクラ、ウメ等々の幹にあの鋭いハサミで穴をあけ、卵を産み付けます。卵から孵った幼虫は、幹の内部の木質を餌にして成長し、内部に大きな空洞をつくります。その際に、地中から水分を吸い上げる導管を切断するものですから、その空洞部分が腐ったり、木が枯死したりするのです。いわば、森林保全の敵なのです。ちなみに、イチジクに産卵する不届きなヤツはキボシカミキリという、やや黄みがかった体に白点のあるヤツが殆どです。

◆今夏、昆虫採集を計画の子どもさん達にお伝えください。そのターゲットはカミキリムシ科にするようのと…。

◆◆でも、あの長い触角を揺らしながら幹を登るアイツ、なかなかの貫禄はありますけど。

◆◆この悪玉の現実の姿を写風人さんの写真で得とご覧あれ!!

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コメント

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small islandさん、こんばんは。

★お寄りいただきありがとうございます。
★いやいや、small islandさん、油断めさるな!きれいな虫ほど悪玉が多いのです。人間の女性はどうかな?

虫は大嫌い!これからの季節、我が家の樫の木にまた毛虫が
発生するのかなあ...あ~、やだ!
でも、こんなに綺麗に描かれた昆虫ならずっと見ていてもいいですねえ...

響さん、こんにちは。

★恨み骨髄の世界を、お訪ねいただき、ありがとうございます。
★そうなんです。食い物の恨みはいつまででも尾を引くのです。ひもじい貧困の少年時代を送った私は、あの小さな虫にまで、攻撃の矛先を向けるのです。ハッハッハッハ

こんにちは。

ショッカーを思わせますね。
カミキリムシ。昆虫観察の本には必ず登場しますね。
イチジクの気が好きなんですか。
他の木にしておけば 玉さんにこんなに嫌われなかったのに。

水無月さん、こんばんは。

★ありがとうございます。久しぶりのお便りうれしいです。
★私は虫が好きですので、昔からいろんなイラストに登場させてきました。特に、カミキリムシはあの長い触覚が印象的で、よく描いたものです。それに、種類が多くて、いろんな柄があるのです。子どもの昆虫図鑑にだってカミキリムシ科だけで100種類近く載っているでしょうか?、
★毒害のあるものは美しいって??、女性はそんなことありませんよね。

玉さん、こんばんは。
どんな世界にも「益」と「害」が存在するのは、不思議ですね。
嫌われるだけの存在・・・ちょっと悲しい気もします。
生きるために何かを犠牲にしているのは、カミキリムシだけではなく、
動物をバリバリ食べている人間も、同じなのかもしれません。

それにしても「害」や「毒」のあるものって、何故か外見が美しいものが多いですね。
神様のせめてもの計らいでしょうか?

きらりんさん、こんばんは。

★ありがとうございます。
★酷いもんでしょう?。子どもの頃、悪玉に見えたカマキリは代表的な益虫で、愛嬌のあるカミキリムシが悪玉の代表です。
★どっかの世界にも、こんな見間違えってあるじゃない?。

気のせいか・・

木の精が 悲鳴をあげているような気がします。
美しい目をした 木の精が びっくりしているけどv-190そのうちに カミキリムシに痛めつけられるたびに 涙が・・。v-40 写風人さんのブログを見て ゾ~ッとしました。v-74

写風人さん、こんばんは。

★すごい写真をありがとうございました。こういう写真は是非皆さんに見て欲しいものです。森林の危機ですね。
★悪玉、善玉の区別も勉強しないで『たとえ虫でも、小さな命を大切に』などとほざいている人に特にみてほしいものです。

害虫の親玉ー写風人編ー

玉清さんから連絡を頂いたときに、3年前の丸太切りを思い出しました。
山から切り出してきた丸太でしたので、中は穴だらけ。
そこからカミキリムシがわんさかと・・・。
害虫の親玉ー写風人編ーとして記事にしました。
http://syahoojin.blog79.fc2.com/blog-entry-136.html#

足袋ネコさん、こんにちは。

★ありがとうございます。
★私も、足袋ネコさんと同じことを昆虫の体の柄に感じます。私たちがどんなオリジナルな模様を考えて虫の絵を描いても、それは、どの虫かの柄に既に存在しているってかんじです。魚の柄にも同じことを感じます。
★足袋ネコさんの散歩道も、もうすぐ虫がいっぱいですね。

オリオさん、こんにちは。

★ありがとうございます。
★カブトムシやクワガタムシに比べてカミキリムシは体の表面もざらっとして品格に欠けます(笑)。しかし、このいかにも図太い感じが私は好きでいつも遊んだり、いじめたりしていました。
★この絵は、アイツを、ちょっときれいに描きすぎました。

カミキリムシ そんな悪さをする虫とは知りませんでした
小さい時は、蝉、カブトムシ、バッタ、鈴虫くらいしか区別がつかず
(田舎育ちのくせに~)
興味もあまりなかったのですが、石川県に「昆虫館」なるものが出来て
(皇太子様、雅子様がいらしてちょっと話題になりましたが)
どれどれと行ってみたところ、昆虫の形の美しさ、色、デザインの面白さ
頭を殴られたような衝撃がありました
自然に学べとはこういう事か・・・と感動した次第です
残念ながら、それっきりとなりまして
私は何の進歩もしておりません・・・・喝!!

さすがに、色々な事をご存知ですね。勉強になりました。(笑)
カミキリムシが、これほど悪い虫だとは、初めて知りました。
まあ、子供の時はクワガタやカブト虫に夢中で、カミキリムシは相手にしませんでしたがね・・・。(笑)
それにしても、玉清さんにかかってはどんな虫も正確に再現されるんですね。
いつも、感心してしまいます。

nannbuyaさん、こんばんは。

★早速ありがとうございます。
★髪か、紙か、命名の由来はそんなとこでしょうね。この虫、丈夫くて、逞しくて、子どもの頃は格好の遊び相手でした。指を近づけると指の肉も切られて、地面に叩きつけたりしたこともあたりしましたね。

カミキリムシ、害虫でしょうが、髪の毛をカミキリムシの口に持って行くと、スパッと切ってしまうので。カミキリムシと覚えているのですが、違ったかな?

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