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ランドセル童子

ランドセル童子

★今年も先輩が岐阜市長良の「カフェ&ギャラリーパウゼ」の1階と2階を使い、2月28日まで「酒井賢・作陶展」を開催している。茶碗や花瓶などの器物から、備前風細工物まで、多種多様な作品が並んでいるが、その一角にさまざまな鬼達が踏ん張っている。

★以前にも紹介したが、酒井氏は細工物を手がける過程で各地に残る鬼の像に興味を抱き、酒呑童子の鬼伝説で有名な京都府宮津の大江山に取材をする。其処で、鬼の原型は実は中央権力に抵抗した豪族あり、地元では今なお勇気と友愛の象徴として崇められていることを知り、さらに各地の取材の中で全国各地に存在する鬼伝説の多くに同じような伝承が残されていることを知る。

★その後、氏は盛んに善意の鬼像を作り始めた。上のユーモアに富んだ鬼の名前は「ランドセル童子」だと言う。
決して健全とは言えないかもしれない社会だが、子どもたちが元気に登校し、健やかな成長を願う若い親たちが結構この鬼を購入していくらしい。
私のところは、幸いにも、さして心配することもなくとっくに子ども達が成長してしまったので、『学校なんて行けなくてもいいんじゃない、長いスパンで考えれば、取り返せる機会はイッパイあるから。』などと言うが、その年齢の子どもを持つ親にとっては、やっぱり心穏やかにしてはいられない問題だろうと思う。

★過去、そんな悩み多い子ども達と多く出会ったが、総じて彼らはナイーブで心根が細やかで優しい。全くの私感だが、その優しさが孤独感や社会隔絶感を自らが自らの中に増幅してしまう。彼らに何の責任もない、かといって、世の中の長短全てを包括して大きく動いている社会に責任があるとも言えない。
彼らが学校や社会にステップアップする踏み台としてのフォロー機関や組織がもっと多くあればいいといつも思う。
「ランドセル童子」の中には、そういう苦難を乗り越えてきた連中もキッといるのだろう。

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コメント

おちゃめさん、こんばんは。

★ありがとうございます。
★ホントに私もそうです。でも、キチッとバランスのとれた人間なんていませんよね。いつも私は善悪、長短、強弱、等々が天秤はかりのようにグラグラしています。辛うじて理性がバランスを保とうと努力をしていると言うところでしょうか。人間って弱いものですね。

時々思うことがあります

自分の中に鬼がいるようにそれも何人も、時々現れてはいつのまにかいなくなったり。作品の鬼を眺めているとなんかドキドキしてしまうような、また妙に怖くなったりと複雑な気持ちになります。

枯雑草さん、こんにちは。

★ありがとうございます。
★私も子どもの頃は学校に行きたくなくてさぼったこともあるし、職場を放棄しかけたこともあります。ただ、少々の無神経さが社会との遮断までは至らなかったというだけで、殆どの人が、彼らと同じものを垣間見ていると思います。
何か力になりたいといつも思っています
★先輩の作品の写真をイタズラしてジフアニメで元気に動かして見ました。

響さん、こんにちは。

★ありがとうございます。
★多分、当時の権力者が絵師たちの力を借りて、とてつもない怖い表情のオドロソドロした顔の鬼像を創作したのでしょうが、でも、それを手がけた作者たちは、本当のことを知っていて、どこか人間味と温か味のある鬼の表情になってしまった、という想定はいかがでしょうか?。
★増える一方の悩める子たち、親ごさんたちの心配察して余りあるものがあります。

鬼たち

こんにちは。
いろんな鬼がいますね・・これはおもしろい。パンツはいてる
みたいのも愉快ですね。中央動く鬼は玉さんの創作?
これも展示したいですね。
世に馴染めない子供たち。世間に入ってゆく方法や過程に子供
それぞれの違いがあるだけですよね。暖かく見守る目とサポート
する体制が必要なのかもしれませんね。

これはまた!人より人間味あふれる表情の鬼さんたちですね。
そうですか、鬼っていうのは中央権力に抵抗した豪族が原型なのですね。
昔話に出てくる鬼さんもそうですが、実は日本人は『鬼さん』が好きだと思います。
考えれば考えるほど 鬼って言うのは より人らしい人の部分のような気がします。
人の中には 神も鬼も共存している・・。むしろ上手なバランスで共存を許せるようになりたいですね。
そうですか!鬼が『勇気と友愛』ならば、なんのちゅうちょもすることはないですね。

ランドセル童子の人気の理由がなんだか切ないですね。
それでも、手元に置かれる親ごさんたちの思いはわかります。

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