見えない月の月明かり

見えない月の月明かり

★今日はタイトルとイラストが真逆になってしまいました。

★以前にもメキシコのアマテ紙に描いたのをご覧いただいたことがありますが、まだアマテ紙が少々残っていましたので、こんなイラストを描いてみました。石の上で木の皮を叩き潰す作業を繰り返して作るメキシコ原住民の伝統的な紙ですが、漂白もしないものですから木肌の色がそのままで、凸凹ザラザラの風合いが実に魅力的な紙です。

★日本でも、漂白や染色加工をしていない原料のままの色の紙や布のことを「みさらし(み晒し)」とか「きなり(生成り)」とか言いますが、今では、そういう製品はかえって高価で珍重なものとなっています。紙や布の製品に限らず、自然のままの風合いや風情には心惹かれます。

★さて、古代メキシコの壁面画をイメージしながら描いた太陽のイラストですが、この暑苦しい絵を描いた途端に、大寒波がやって来て此方は大雪に見舞われました。
飛騨にいた頃には何度も豪雪を経験したのですが、そのとき程ではなくても、雪が積もる音が聞こえてくるような夜は久しぶりでした。
なんだか飛騨を思いだし10時頃外に出てみました。雪はコンコンと降り続いていましたが、雪空の上に満月が近づいた月が昇っているらしく、まるで昼間のような明るさでした。見えない月の夜の月明かりに照らされた雪の降る風景、とてもいいものを見た思いがして寝床に就いたのです。
明朝は雪カキか…。

寒い!ポチッ!


コメント

artkazukoさん、こんにちは。

★ありがとうございます。
★「現代人と古代人死生観の違いに、彼らの世界認識に思いをはせたり・・・。 」
遠い昔の絵や建築など、さまざまの前に立つと、人々の願いや祈りの必死さがいかに純粋であったかが分かるような気がします。その願いや祈りの対象が、ことごとく自然界の何かであったことも分かる気がします。

古代文明

タロットカードのようで素敵ですね。
太陽が見つめているところはどこなのでしょう?

古代の天文学とそれを表した模様というのはとても興味深いです。
詳しいことはよく理解はできませんが、人間の感性って、世界で共通しているものだと関心したり、あるいは現代人と古代人死生観の違いに、彼らの世界認識に思いをはせたり・・・。

外道sさん、こんにちは。

★ありがとうございます。
★外道sさんのところも今年は大変な雪に見舞われたことと思います。
★ホントに日本は四季それぞれに、その季節にしか聞こえない音や音色がありますね。
★いまこうしてPCに向かってお返事を打っているときもドサッドサッと屋根の雪が落ちる音が聞こえています。我がボロ家の屋根瓦がズレないか心配です。

枯雑草さん、こんにちは。

★ありがとうございます。
★そうですか、枯雑草さんもアマテ紙に描かれた現地の方の絵をお持ちでしたか、私がこうして描くとどうもアマテ紙の風合いとそぐわないものになってしまいますが、現地の人たちの図柄はホントにアマテ紙の風合いにピッタリですね。やはり、そこに暮らす人々の創造性もその地の生活、風土と一体なのでしょうね。

音ですね~。

>雪が積もる音が聞こえてくるような夜は久しぶりでした。
この感じが良くわかります。
私は、降り積もった雪が屋根から落ちる「ドサッ!」てっ音も好きです。

この絵、私かなり好きです。
この感性が私も欲しい・・・。

アマテ紙の絵

こんにちは。
アマテ紙に描かれた原住民風の絵。随分昔おみやげに
買ってきて、今も私の机の前に貼ってあります。
玉さんの絵はさすがに、動きのある構図ですね。
「雪の積もる音が聞こえてくるような夜・・」
そんな経験をすることが、とんと少なくなりました。

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