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谷村新司さんの座右の銘

谷村新司さんの座右の銘

★先々回で見ていただいた「KEEP FOREST 1」の連作「KEEP FOREST 2」である。森を包む神秘的な空気感を描きたかった。
森の中では、多分、お互いの存在なんか知らないだろうが、米粒ほどの小さな虫から大樹にいたるまで、全てが緻密に関わり合いながら生かし生かされ、命を育んでいる。いわば、森は一つの宇宙なのだ。

★この作品を仕上げた直後だったと思うが、フッとテレビを入れると、谷村新司氏がゲストによばれている番組で、自らの作詞作曲になる「いい日旅立ち」を歌っていた。そりゃこの歌は百恵ちゃんが歌った方がいいと思ったが、氏のしんみり歌唱も抜群にステキだった。私は、この歌詞の「日本のどこかに、私を待っている人がいる~」の一節が大好きだ。人の出会いに限らず、展覧会や個展に掛けているつたない私の作品でも、何処かで、どなたかが見ていてくれると思うからこそ、作品をつくる気持ちを維持できる。

★谷村氏が歌い終わった後、氏へのインタビューが始まった。
氏の話を要約すると、『言葉の違いや、民族の違い、国の違いを超えて分かり合えるもの、それが音楽だ。自分も音楽にかかわっているものとして、人と人が分かり合える社会のために、ささやかながら寄与したいと、思っている。』というようなことを語った。
番組の最後に、氏が座右の銘にしている言葉を一枚の紙に書いて紹介した。
《 山川異域 風月同天 》と書いてあった。
『これは、鑑真和上の言葉と聞いているが、それぞれが全く異なったところに住んでいても、全く異なった生活をしていても、そよぐ風や、仰ぐ月は、誰にも隔てなく同じ天空にある。と言う意味です。』と谷村氏は語っていた。
氏の場合は、まさに‘風月同天’が‘音楽’そのものなのだろう。私は氏の話を感動しながら聞いた。
氏のつくった「いい日旅立ち」や「昴」の歌詞の背景を見たような気もした。

★そして私も、同じ風を受け、同じ空を仰いでいる、顔も名前も知らない多くのアナタに想いを馳せながら、作品づくりをしたいものだと思ったのだった。

ポチッといただけば感謝感激です!


コメント

artkazukoさん、こんばんは。

★ありがとうございます。
★なにか宇宙っぽい雰囲気を感じていただけて嬉しいです。
★飢餓と戦渦に苦しんでいる人々も、同じ風を受け、同じ月を仰いでいるのに、何もしてあげられないことがもどかしいです。

宇宙を感じさせる作品だなと第一印象で感じたら、
玉さんの宇宙感を表現なさっていたのですね。

皆宇宙の生成物、なのに、殺戮や破壊が絶えない・・・
人間が一番哀れなイキモノなのかもしれません。

枯雑草さん、こんにちは。

★ありがとうございます。
★谷村さんは、全ての人々が確かにつながっている、ということを音楽を通して実感されたのでしょうね。そういう実感を抱くことができる表現者になりたいものだ、と思います。
★遠い広島から発信される枯雑草さんの作品、拝見しながら‘風月同天’を感じることしきりです。

レストランであいせきさんこんにちは。

★お訪ねいただき、ありがとうございます。
★自分の作品を中心にしながら、その時々の気持ちを更新していきたいと思っています。
また、お暇なときに、お立ち寄りくだされば幸甚です。

風月同天

とてもいいお話を聞かせていただきました。
「日本のどこかに私お待っている人がいる・・」。
谷村さんのこうあって欲しいという気持ちが必死に表現された心に響く言葉ですね。
人は年をとるに従って世の中との繋がりを失ってゆく・・現代の持つ最も切実な課題かもしれませんね。その点、世の中に語りかける手段を持つ人は幸いです。でも、発信者にも受信者にもそれらの上に同じ風があり月がある・・このことが実感できれば、一層幸いだという気がします。

素晴らしいブログを読ませていただきありがとうございます。
これからも更新頑張ってください。

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