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光
★ずっと以前にも書いたが、私の町に「冬ソナ通り」なるものがあって、その両サイドがイルミネーションで光っている。イルミネーションといっても、LED豆電球のコードをイチョウの樹やメタセコイヤの枝に巻き付けただけのものだ。
この冬ソナ通り、数年前の韓流ブーム華やかな頃、全国紙でも紹介され、観光バスが立ち寄る程の賑わいを見せたこともある。もうあの時の人気も消え失せたかと思いきや、いまだに、ヨン様に憧れを抱いていると見受けられるオバサマ方の数人が、ゆっくり歩きながらデジカメでパチパチとやっている。

★まあ、冬ソナやヨン様のことはどうでもいいのだが、イルミネーションの光は美しい。夜が更けて、周囲の家明かりや門灯が消えて、人通りが少なくなり、辺りの漆黒が深まるほど、光はきれいになる。

★少々話が飛ぶが、子どもの頃、洋画が好きだった私は、田舎町の映画館によく行った。夜の部が7時頃から始まり、終わるのが9時頃だったと思う。見終わって映画館を出て家並みを抜けると、街灯もない200メートルばかりの坂道があり、左側は山の林がせまり、右側の崖下には飛騨川が流れていた。樹々が揺れる風音と下から聞こえる川の音が闇夜の恐怖を駆り立てた。懐中電灯を片手に、この坂道を走るようにして家路を急いだ。坂道を登り切ったところに小さな部落があって、いつも、この家々の明かりを見てやっとホッとしたことを思い出す。

★光は闇との相対関係にあって、闇が深ければ深いほど、それを見たときの安堵感も大きいものだ。
生活の中でも、創作活動の中でも、どん底に落ち込んでいる中で立ち直りのきっかけを見つけたときの事を「一条の光がさす」などという言い方をするのも、そういうことだろう。
どんな闇夜でも、歩いていれば必ず光りが見つかるものだ、と信じて歩きたい。

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コメント

artkazukoさん、こんにちは。

★ありがとうございます。
★ほんとにこんな所に住みたいですね。せめてCGで理想郷を…。
★たしかに凝りすぎたイルミネーション幻滅です。なにもそこまでしてくれなくても、と思うのが彼方此方にあります。
この私の町のやつは白色LEDだけの雑駁としたものですが、周囲の闇とよくマッチしてなかなかのものです。

妖精が舞い降りてきそう

美しいですね。

このようなおとぎの国のような場所でお住まいなのですか・・。
現代の日本にもこのような場所があるなんて・・・なんだか信じがたいです。

東京もイルミネーションで、昼間殺伐とした風景が、
つかの間の、おとぎの国を演出しています。

おととしあたりに見た、国立西洋美術館のイルミネーションは、
ロダンの彫刻を美しく浮かび上がらせていて、上野の森とも相性ぴったりで、
今まで見たイルミネーションの中では一番好きです。
今年のイルミネーションは、残念ながら期待はずれでしたが。
懲りすぎちゃったのでしょうか、シンプルで自然と共にあるほうが美しかったなと。

おちゃめさん、こんばんは。

★ありがとうございます。
★信州、よく行かれるのですか?、私も信州大好きです。特に、山梨県境の八ヶ岳山麓が大好きです。現在は山麓を走る小海線沿線も観光化されてしまいましたが、以前はこの辺りでキャンプすると、まさに星が降るようでした。
★あちこちのイルミネーションいいですね。気持ちがあたたかくなります。

イルミネーション

まさしく闇の中でこそ生きる光ですね
今の時期ほんとにイルミネーションで賑わうところが多くなりました。真っ暗だからこそ映えるんですものね

私は、昔から星を眺めるのが大好きでした。
星のような小さな光は真っ暗な闇でないとみることが出来ません。
だから闇の暗さが必要なんですね
信州の山の中での暗闇そして空に広がる星
わくわくしていました。
星の光があるからこそ暗闇が怖くない
改めてやはり光っていうものはすごいものだと思いました。

枯雑草さん、おはようございます。

★ありがとうございます。
★素堀りのトンネルの中での闇、怖そうですね。闇に加えて閉塞感があって、さらに因縁伝説のあるトンネルだと、闇は体を締め付けそうです。
★最近はキャンプに行っても周辺に明かりがありますが、ある団体では、森の闇を懐中電灯で歩いて、自然の漆黒の静けさを味わうというキャンプをやっているそうですね。いい試みだと思います。

イルミネーションの樹、とてもきれいですね。
闇の恐ろしさ。こんな経験があります。昔、無灯火のオートバイで、
山道の途中にある素掘りのトンネルに入った・・。真の暗闇。
方向感覚も失い転倒。ずいぶん長い間動くことができません
でした。私達は視覚という感覚器官で光を認識している・・と
思っていましたが、どうもそれだけではないようです。

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