スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

マンガのことから…

マンガのことから…
★これは、私の町にある文化財に指定されている子供歌舞伎などを演じる舞台が修復されましたので、その舞台の引き幕の原画をつくりました。これを看板絵のプロが、11メートル×3メートルの大布面に手描きでかいてくれるそうです。手描きは筆の勢いが加わりますので、これよりはずっといいモノになることを期待しています。

★この中央の武将、‘壬申の乱’で大海人皇子側を勝利に導いたムラクニノオヨリ(村国男依)という古代史のヒーローです。このヒーローが私の町あたりの豪族であったということは、ほぼ定説だそうですが、そのムラクニノオヨリを祀っている神社の中にある舞台なので、こんな引き幕の絵にしたのです。
実際のところ、私にとって古代史というのはなかなか理解できません、というより憶えられません。先ず、読めない漢字の長い人名が憶えられませんし、親子兄弟の確執や裏切りの人間関係も複雑怪奇で解りがたいのです。
この‘壬申の乱’も、おぼろげながら理解したのは「歴史マンガ」からでした。それも大人になってからです。この、某出版社が出していた「歴史マンガシリーズ」は、全ての時代とそのときどきの歴史上の人物についてのマンガがズラッと揃っていました。中・高校の専門家ぶった歴史の先生の授業よりもはるかに分かりやすいと、思ったものです。

★さて、マンガですが、昔も今も大好きです、記憶にあるマンガとの最初の出会いはやっぱり手塚治虫さんでしょうか。我が家は母親が徹底したマンガ否定派で、オヤジが徹底したマンガ肯定派でした。私たち兄弟が友だちから借りてきたマンガを読んでいるのを見て、よく夫婦喧嘩をやっていました。いま思えば、オヤジの方が正しかったと思うのですが、昔は、マンガ=反教育的、という大人が結構多くいました。確かに当時はマンガや雑誌が唯一の子どもの情報源でしたから、『こりゃ、読んでいるところを母親に見られるとまずいな…』というようなマンガもありました。が、私の場合ですと「マンガ」がその後の読書へのきっかけを作ってくれたように思いますし、「マンガ」が清濁併せ持つ社会や大人社会を早めに教えてくれたようにも思います。

★いまの時代、どこかのPTAの何とか委員会が子どもに悪い影響を与えるワーストテレビ番組なんてのを発表しています。子育てを遠い昔に終えた私は思うのですが、マンガ、テレビ、ゲーム、某サイト等々を反教育的とか言って騒ぐ大人たちがいてもいいし、密かに親の目を盗んでそれらを覗く子どもたちがいてもいい、と思っています。ただ、子どもたちがそれにのめり込んでしまいそうになったときに、烈火の如く怒る親や大人がそこにいればいいのです。少々例えが悪いのですが、広い牧場で自由にのびのびやっている牛馬が柵を越えそうになったら柵の針金にビッビッ―!と電流が走るってのと同じです。『それなら初めから悪い情報源をシャットアウトしておいた方ほうが…』、いや違うと思います、それはどこか近くの某国でしか通用しません。シャットアウト出来る筈もないし…。

★少年犯罪が起きると、ニュースの司会アナウンサーが『最近の青少年は仮想の世界と現実が混濁として区別がつかないから、云々』などと、したり顔で言いますが、そんなバカな子どもたち居ないと思います。ただ、彼らの近くに烈火の如く怒ってくれる親や大人がいなかった不幸が彼をそうさせてしまったのだと思います。
でも、殆ど全ての子どもたちは、大人に近づくにつれて、自由の限界、情報の取捨選択、自由と規制の矛盾の理解、をちゃんと体得していくものだ、柵を越えそうになるまでは放っておけばいい、と私は楽観しているのです。

子どもはそう心配せんでも、ちゃんと成長するんじゃ、とお考えならポチッとください。


コメント

響さん、こんばんは。

★ありがとうございます。
★この馬上のイケメン村国男依りの格好も、ネタ元は本宮ひろ志のマンガ「夢幻の如く」の一コマです。アッ、たしかあのマンガにこんな一コマがあったな…、と思い出して、昔、息子が中学生のときに買ったマンガを引っ張り出して、と言うわけです。いつ役に立つか分からないので古いマンガも古紙回収に出すわけにはいきません。

こんばんは。

『子どもはそう心配せんでも、ちゃんと成長するんじゃ。』
モチロン賛成ですよ!
だって 私が、マンガっこのなれの果てですから。笑

日本史も漫画のがありましてそれで結構楽しんだし、
三国志もです。
漫画にも『質』があるのも確かです。見極めは必要ですねー。

それにしても、馬にまたがるイケメン村国男依さんがかっこいいですね。
お馬さんのたくましさや躍動感がたまりません。
バックの空を含んだ光景も素晴らしい。
舞台の引き幕になるなんて すごい!

枯雑草さん、おはようございます。

★ありがとうございます。
★子どもが成長するに連れて、見て見ぬふりの親父、かかわるのを逃げる親父、が少なからずいるようです。ホントはその逆で、悩みの中高学生時代こそ関わってやった方が悪ガキは喜ぶのに…。たとえぶん殴られても。

artkazukoさん、おはようございます。

★ありがとうございます。
★ほんとに、PTA推奨とすれば、見てくれると思っているのでしょうか、そう言っている大人たちも子どもの頃、そういうものは面白くないやつという烙印を押してきたことを忘れてしまったのでしょうか。アッ、少なくとも私は子どもの頃はそう思っていました。

boumamaさん、おはようございます。

★ありがとうございます。
★ヘ~!赤塚不二夫の歴史マンガですか、あのギャグが史実とは関係なしに、いたるところにちりばめられた歴史マンガなら面白いでしょうが…、アッ、それでは歴史マンガじゃなくなってしまいますね。でも、そんなのも見たい。

こんにちは。
舞台の引き幕に、玉さんの絵が・・。すばらしいですね。
出来栄えが楽しみなことでしょう。
子供と情報環境のお話。玉さんのおっしゃるとおりだと思います。
賛成です。ただ、最後の歯止め・・、烈火の如く怒る大人がいない・・こともちょっと心配ですが。

こんにちわ

>読めない漢字の長い人名が憶えられません
同じく。
三国志なんか、もう、もう・・・。

PTA推奨なんていわれるより、
繭を潜めるもの惹かれるのが子供であったりしますものね。

「いまどきの若者は・・」
とは古代から脈々と続く人類の伝統ですね。

むしろ今の日本には「大人の文化」が少なく、
「最近の大人は・・・」と小学生に思われているかもしれません。

赤兎馬のよう

まず玉さんの意見にポチッ。
躍動感溢れる素敵な絵ですね♪
まるで、一日に千里を駆ける『三国志』に出てくる赤兎馬のようです。

マンガで大いに歴史を学ぶことが出来ますよね。それにしてもあの赤塚 不二夫が歴史上の人物をマンガで描いたのを初めて立ち読みしたときは思わず吹き出しそうになりましたが・・・プッ^m^

Bokkasaさん、おはようございます。

★ありがとうございます。
★修復後のこけら落としが三月に行われます。著名な歌舞伎役者を招聘するそうですよ。私も、自分の描いた原画の引き幕がどんなふうになっているた見に行くつもりです。

舞台の引き幕になるのですか。すごいですね。
是非、お目にかかりたいです。
まだ、〇〇座に行ったことがありませんが、出来上がった折には、一度訪ねてみたいと思います。

コメントの投稿


管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

トラックバックURL:
http://tamakiyosi.blog76.fc2.com/tb.php/205-6decc7ca

FC2Ad

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。