

★この地方の今朝の新聞一面トップに載った記事です。岐阜県根尾の淡墨桜の種を宇宙に持っていくという記事です。その研究の詳細は私には分かりませんが、あの淡墨桜が宇宙とつながる、ということに果てしない意義を感じます。
★淡墨桜、1400年間の風雪に耐えて、今なお淡墨のような白灰色の花を咲かせているのです。何度も朽ちる危機に遭遇したのですが地元の方々の苦心に加えて、故宇野千代氏の名作「薄墨の桜」のモデルになったことで、淡墨桜の雄姿が一挙に全国に知れ渡ることとなりました。
★この記事で、今回の事業実現のための労をとったK氏は私と旧知の間柄ですし、この宇宙事業に携わってお見えの研究者Tさんも本県出身の方です。さらにブログ友人のきらりんさんがさまざまな地元関係者との繋ぎをとられたようです。私がこの事業のお話がまだ具体化していない段階でチラッと聞いたのは、まだ最近のことなのに、こんなに早い実現に驚きました。関係者の皆さんの絆の強さと関わった皆さんの淡墨桜への思い入れと愛情の深さに感服しながら、今朝の記事を読んだ次第です。
★さて、きょうの私の絵ですが、イメージの元の元は「ノアの方舟」です。マンガ風ですが…。神の怒りにふれて全世界が大洪水に巻き込まれた中を、自分の家族と一つがいの動物たちを自作の箱船に乗せて何年も漂流した「ノアの方舟」、このノアの勇気と辛抱のおかげで人類や生き物は絶滅を逃れたとは、旧約聖書の話です。遠い紀元前の聖典にある話なのに、なにか科学技術が必要の限界を越えてしまった近未来のことのようでゾッとしないでもありません。が、科学技術の進展は私たちの知らなかった地球の真実を次々に教えてくれています。どの天体よりも美しい星、青い地球を見せてくれたのも、砂漠化で森林限界線が移動しつつあるのを見せてくれたのも、宇宙からの映像でした。宇宙からのメッセージをどう受け止めるかは私たちにかかっています。
★今回、宇宙を旅する淡墨桜の種は、地上に戻ってどんな芽を出し、どんな花を咲かせてくれるでしょう、そして、どんなメッセージを私たちにくれるでしょうか。きっと、その樹齢1400年の生命力が、地上に再び命を育み、輝ける地球の未来を取り戻す勇気を私たちに与えてくれるに違いありません。淡墨桜、まるで地上のノアのようです。
今年も間もなく、淡墨桜は満開を迎えます。
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