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思いがけなくトクをした気分

思いがけなくトクをした気分

★私たちは日常の中で、全く予想もしていなかった小さな幸せに出会い、得をしたような嬉しい気分になることがある。

★例えば、もう随分昔のことだが、上野駅に着いて、予定の時刻まで時間があったので、時間潰しに映画館に入った。私は洋画が好きだったが、その映画は当時あまり話題に上がっていない知らない映画だったし、そのとき既にリバイバル上映で安い入場料の映画だった。ただ時間を費やするためにだけに入ったのだが、なんとその『激しい季節』というタイトルのイタリア映画は私がそれまでに観た映画の中で最高に感動させられた。戦時下の暗いヨーロッパ社会での悲恋映画だったが、モノクロでスタンダードの画面も哀調を帯びたサントラもこれ以上考えられない程のストーリーとのベストマッチングだった。
映画を見終わった後、主目的だった上野の展覧会なんかどうでもよくなって、いい加減にサッサと美術館を走り鑑賞して岐阜に帰って来たことを思い出す。ホントに得をした気分をくれた映画だった。

★主演俳優のエリオノラ・ロッシ・ドラゴとジャン・ルイ・トランテニヤンも、もうこの世に居ないかもしれないが忘れられない。時代を経て、彼方此方にレンタルビデオ屋が出来て、その映画ビデオを探したが何処の店にも見当たらなかった。

★つい先日、同じように得をした気分を味わった。
アジサイの時期が来たので、毎年行く山間のアジサイ寺と呼ばれている小さなお寺を訪れた時のことだ。
毎年訪れるのにここで、こんな仏事が行われていることを全く知らなかった。境内からモクモクと護摩焚きの煙と炎が十人程の僧侶の読経とともに辺りの深い山中に吸い込まれていた。僧侶たちの息のあった読経のイントネーションが空に立ちのぼる護摩焚き煙の揺れのリズムとピタッと合っているように見えた。読経の合間にときどき大きな声の読経で全体の読経をリードする僧侶がいた。こういう役目の僧侶を何と呼ぶか知らないが、いわゆるリードボーカルのような僧侶がいた。何処かで見たような顔と思っていたが、昔、職場を同じくしたことのある仲間で、現在は近くの実家のお寺で僧籍を継いでいると初めて聞いた。
何気なく毎年アジサイを見に訪れている山中の小さなお寺でこんな荘厳なステキなイベントが開催されていることを初めて知ったし、まさか、そこで僧衣を纏った旧友が読経をしている姿に遭遇するとは思わなかった。

★これは余分な事だが、その夜、ドラマ「仁」の最終回、150年の時を経て過去の人から届いた手紙を読む予想外の結末が良かった。
昼のアジサイ寺から夜の「仁」の結末、清々しい一日だった。

ときどきトクをした気分に出会いますように、ポチッ!


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紙一重

紙一重

★秋の公募展に出品する作品です。今年から会の「会友」に推挙していただきました。だから必ず展示はされるのですが、その代わり1点しか出品できず、入選落選の対象外になります。公募展に出品して入落の通知を待つワクワク感はもうありません。
私は特定の美術団体に所属しているというステータスはさほど興味がありませんので、また別のジャンルで別の公募で1から出直して、あのワクワク感を新たに求めようかと思案しているところです。

★今回の作品は、いま誰もが思っている不安をテーマにしました。
善と悪、安全と危険、好転と悪化、幸せと不幸、そして、原子力エネルギー技術の進化と手の付けられない危険、本当に‘紙一重'ですね。いや、いつかはその薄い紙が破れることをどこかで意識していたのかもしれないけれど、私たちはそのことから眼を背けていたのかもしれません。
荒れ狂う危険を鎮めようと命を賭して戦っている人々に感謝しつつ、平穏が戻る日の近いことを願うばかりです。


平穏な日が早く戻ることを祈って!

どや顔

どや顔

★ここしばらく我が家の玄関先のクジャクサボテンが自慢である。今年は特にたくさんの花房を付けた。もう10年以上前に貰った一枚の葉を鉢に挿し木(挿し葉?)したのをドンドン鉢分けして増やしたものだ。途中で余所にあげた鉢も含めると10鉢になる。
この時期、さまざまな花が咲くが、このクジャクサボテンはとりわけど派手で華やかで美しい。最近、‘どや顔’という言葉をよく聞くが、私の家では、この花が最も‘どや顔’をしているように見える。

★私が、花を育てることにかなりの興味を持っているのも、このクジャクサボテンの鉢を毎年増やしていったことがきっかけだ。
だが、ホームセンターで苗を買ってきて育てるのは好きでない。やっぱり種から芽が出る過程や、手折って捨てられた枝を貰って挿し木したところから新芽が出てくるのを見るのがたまらなく良い。育つ過程で、子ども達が昔読んでいた「小学館・植物の育て方」なる図鑑を引っ張り出して調べるのも面白いし、その時々にやってくる害虫との格闘も面白い。

★私が花を育てることに興味を持っていることを知った友人達が 『 玉さんらしくない 』 『 意外! 』と言うが、自分に対する他人のイメージを裏切ることも痛快で面白い。
花が咲いて、ひそかに‘どや顔’をしているのは結局、私かもしれない。

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