永平寺から小浜へ

永平寺から小浜へ
★東京にいる二男が以前から、『秋になったら、北海道でも沖縄でも行きたいところに旅行に連れて行ってあげるよ』と、言ってくれていたのですが、私はそんな遠いところではなく、ずっと気になっていた行き先がありました。
実は家内の養母が福井県の北端にある永平寺で供養していただいているのですが、8年ほど前に回向に行ったきりのままになっていました。もう一つは、福井県の西端にある小浜に嫁いだ私の二番目の姉が逝ってから、その嫁ぎ先ともずっと不義理をしていました。
どうでもいい遊び旅行はスッと行けるのですが、永平寺も小浜も、どうしても行っておかなければ義理を欠いてしまうという大切なところなのに、なかなか行く機を得なかったのです。
そこで、今回は両者への回向の旅にすることにしました。

★二男は『そんなところなら俺の車で回ろうか』と言って、東京からクルマで来てくれました。が、このクルマ、釣りの好きな二男が釣り師仕様に改造したクルマで、天井には何本もの竿、両サイドには釣り道具の棚、荷台には釣り場でのキャンプ用道具、寝袋等々、があって、乗用車とはまた違った雰囲気のクルマでの2泊3日の旅に出たのです。

★自分で運転しないクルマの旅ってのはいいですね。好きなところで休んで、好きなところを見て、好きなものを食って、おまけに全て二男の財布にたよって、言うこと無しです。ホテルもその都度、PCで探して当日予約をしてくれました。
そんなわけで、郡上白鳥インターから福井県に入り、大野市、永平寺で回向をして、芦原温泉、小浜の姉の嫁ぎ先で回向をして、小浜港、石山温泉、石山寺、琵琶湖大橋、と2泊3日で600キロ近くの行程でした。

★ナビを見ながら運転しているのに『ナビは信用できない』という二男、土地カンが全くないのに『この道違うんじゃない』と言う家内、かなり昔に通った微かな記憶で『その信号を右に』と知ったかぶりをする私、てんでバラバラの意見で何回も変な道に迷い込みましたが、無事に行ってきました。
おかげで、ずっと気にしていた養母と姉の回向が出来てホッとしたのです。

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意外!晩秋に月下美人

意外!晩秋に月下美人
★急に寒くなりました。でも、驚くことに昨夜、この冷気の中で月下美人が見事に花を開きましたので、急遽アップしました。
月下美人といえば、夏の夜だけに妖しく美しい姿をみせると思っていたのですが、初冬を前にした冷たい夜気のなかで見せる姿もなかなかのものです。

★今年は夏の初めに一つ咲いて、それ以後は蕾の突起が出てこなかったので、『今夏は一つで終わったな…』と思っていたのですが、十月の初めごろ、葉の端にいきなり蕾の突起が二つ現れて、みるみる大きくなり昨夜の開花でした。蕾突起から開花の過程は、夏のそれと比べればかなり早く、あたかも、『寒気が来ないうちに早く咲かなければ!』と、彼女は急いで急いで花を咲かせて見せてくれたように見受けました。
ご覧のように横にもう一つ大きくなった蕾がついているので、今夜か、明晩にそれも花開く筈です。

★夏と晩秋が同居したような玄関先の風景で、季節感が無くなりつつある昨今の気候を象徴しているように思えなくもないのですが、一方で、季節を問わず、いつの夜に訪れてくれても大歓迎の彼女の姿だと思いながらシャッターを切った昨夜の月下美人でした。

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寒露/古着

寒露/古着
★十月八日は二十四気の一つで「寒露」という日だそうだ。
「寒露」の意味を初めて知った。聞くところによれば、寒さで露が凍り始めるときだそうだが、同時に、秋雨前線が遠のき、澄んだ冷たい空気の秋晴れが始まるときでもあるそうだ。予報士の言によれば、今年の天候は、ほぼその暦どおりに推移しているらしい。
私の家から80キロ程北に行ったところに、美濃国と飛騨国を分ける坂本峠と言うところがあって、どこの紅葉観光場所よりも美しい紅葉が観賞出来る。極彩の紅葉時期もいいが、北風が強くなり始めた時期の終わり頃に、赤茶けた葉や落葉松の針葉が降るように舞い落ちるさまは他に例えようがないほど美しい峠風景だ。

★「寒露」を過ぎたところで、朝夕はめっきり涼しい、というようも寒い。『さて、厚めの衣類を…』と、衣類の入れ替えをしながら、フッと気づいた。勤めを辞めたせいか、着る物の趣味というか方向が違ってきている。私は一つ目の職を辞してから、二つ目の仕事は役所のデザイン室に勤めていたが、それもこの3月で辞めて、自分の作品づくりや頼まれ仕事をやるという束縛のない気ままな生活をしているが、それに合わせて、ネクタイやワイシャツや背広も殆ど着なくなった。しかし、それに代わる衣類もたいして持っていないし、イオンやヨーカドーに行ってもイメージに合った物もない。

★そこで最近は、岐阜や名古屋の古着屋に行くことが多い。他人が手を通した衣服なんて!、と古着を嫌う人も多いが、私は一向にかまわない。家内に教えてもらって、ミシンも自由に使えるので、気に入った柄のシャツで襟が若干すり減ったヤツがあれば買ってきて、面倒でも襟を外して裏表を逆にしてミシンで縫ったりもして着ている。この夏も、柄は気に入ったがちょっと色がハデハデだったので、手芸屋さんで黒の即染染料を買ってきて丸染めをしたら、完全に黒には染まりきらないので年相応の渋い色の柄になった。
親から子へ、兄姉から弟妹へ、衣類の使い回しは当然だが、大きな古着屋さんに行くと老若男女、さまざまな人が来ていて『ここをこう直したらどうかしら?…』などと話ながら古着を手にとって見ている。まさに衣類のリサイクル、リフォーム、の情報交換場の感があった。

★「寒露」の話から古着の話に行ってしまったが、初冬も間近、温かい衣類に身を包んで、木枯らしの街へ飛び出そう!。

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十五夜、雲一つない

十五夜、雲一つない
★ここのところ、ずっと雨が続いていたので『ことしの十五夜はダメかな』と思っていたが、なんと雲一つない晴れわたった空で美しい満月を仰ぐことが出来た。そういえば、私の記憶では殆どの年が、十五夜の日に雨が降ったことが無かったように思う。
おかげで、お供えが無駄にならずに済んだ。
『こんなに晴れていなくて、少し雲が懸かっていたほうが情緒があるかな…』などと贅沢なことを言いながらの夜のウォーキングだった。

★ところで、十五夜のお供え、各地方で異なっているかどうかは知らないが、この地方では、煮たサトイモの他にサトイモの形に固めた米粉のダンゴを添える。妙にサトイモにこだわっているのが不思議だが、その理由は知らない。
私の家では東向きの窓に供えるので、中天を目指す満月は30分ほどで窓枠からはずれてしまう。我が家では、その時がお供え物を下げてきて、そのサトイモを箸でつまみながらお湯割り焼酎をはじめる合図だ。

★満月を見て、日本ではそこにウサギの餅つきの姿を見るが、各国それぞれに満月を見て、そこにさまざまな動物の姿を連想するそうだ。
某国ではワニの姿を連想するらしい。『あの優しいお月さんを見て、ワニかよ!』と、驚いた。どうせこじつけの連想だから、どんな動物にでも見えないこともないが、こともあろうにワニはないだろう。
秋、涼風、揺れるススキ、そして満月の日本。
ワニに例える某国は季節がないか、あるいは情緒を育む自然観が根底から違うのかは分からないが、ワニには驚いた。
まっ、どうでもいいことだが…。

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