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アルゼンチンアリ

アルゼンチンアリ

★以前にもどこかで書いたことがあるが、私の町では昨年の夏、アルゼンチンアリ発生の話題で大変だった。いまはこの寒さで彼らもなりを潜めているが、暖かくなったらまた地上に出てきて世間を騒がすのだろうか。
南方からの輸入材とともに上陸したと言われるこのアリ、その生息が全国各地で確認されていて、主として外材荷揚げの行われる港周辺に多く見つかったのだが、材木の運搬とと共にその生息地は全国各地に拡散した。そして、とうとう内陸の私の町のとある公園周辺で彼らを確認するにいたった。
実際、花壇を荒らされたり、台所の食料や残飯に群がるアリに悲鳴をあげてお見えの周辺のお宅も多いらしい。中には昨夏、殺虫スプレーを4~5本使ったというお宅もあることをブログ友人のコメントに見た。

★体調2ミリそこそこの小さなこのギャング、獰猛きわまりないアリで、その上、一つのファミリーの中に複数の女王アリを有していて、次から次へと巣分けをしていくものだから、猛烈な繁殖力を持っている。彼らは、遭遇する在来種のアリを容赦なく駆逐して進軍する。専門家の話によれば、1年間でそのテリトリーを100~200メートル広げていくという。彼らの姿を確認したときには、既にその地下数10センチの世界は全て彼らのコロニーになっているかも知れないのだ。駆除剤の研究も進められているが、今のところ完全駆除は難しいらしい。昔、「黒い絨毯」というアリの脅威を描いた映画を観たが、私の町でその恐怖を想像させるような事態が起ころうとは思ってもいなかった。

★各地の湖沼で猛威をふるうバスやブルーギル、小川や田んぼの側溝を占拠するアメリカザリガニ、河原や野原を席巻するセイタカアワダチソウ、最近ではアライグマによる農作物の被害も近在の町で聞かれる。外来の動植物に日本中が席巻されて、その中で固有種が生まれ、長い時を経て、それが新たな在来種となるのだろうか、そう言えば、図鑑などを見ると、私たちがずっと慣れ親しんできた野辺の草花でも、下の方に(原産○○○)と外国の名前が書いてあるものが多い。もしかしたら、これまでも、そういう繰り返しの中で自然界は造られて来たのか…。

★まぁ、理屈はともあれ、日本の今の生態系を脅かす動植物は駆除するしかない、と、少々過激な私の意見である。
『そうしてしまったのは人間なのだから…』などと、反省ばかりしていないで、何とかしなければ…。

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手放せないもの

手放せないもの

★このタイトル名は田舎時遊人さんが以前、何回かに分けて書いていた記事のタイトルです。私も同じタイトルを使わせてもらいました。その時遊人さんの記事の中で、お父上が遺した腕時計の話にとても感動しました。長い間しまっておいたその腕時計を近々、修理して時遊人さんの腕で再び時を刻み始めるかもしれないと、お話は締めくくられていました。
過去と現在が一つの物を通して有機的につながっているということの象徴的なお話だと感じ入りながら読ませてもらいました。

★‘物'のほとんどは無用になったり、使わなくなったり、使えなくなったら廃棄してしまうのが常ですが、中にはその‘物'が、その時の忘れられない思い出のオーラを出していて、そう簡単に処分できない物も結構あります。

★私の場合は、右のキスリングとピッケルです。この頑丈な帆布で縫製された横長のリュックのことをキスリングと言っていました。昭和の終わり頃までは山でときどき見かけたのですが、平成に入ってからは全く見かけなくなりました。左がいま使っている近場行きのリュックです。その軽さと扱い易さはキスリングとは比較になりません。
このピッケルもこんな長い木の柄と太くて重い鋼鉄部分のついたものはどこの山岳用品店にも、もう並んでいません。

★さて、このキスリング、若い日、槍ヶ岳、奥穂高岳、御岳、木曽駒ヶ岳、立山、富士山、等々に何回も一緒しました。両脇のタッシにイッパイ物が入っていると左右80㎝近くの長さになるので、人とすれ違う時にはぶつからないようにいちいち横を向いたり、岩の壁道ではタッシが岩に当たって体がぐらつかないようにカニのように歩いたり、その上、汗が背中の部分から滲み込んで中の衣類や食料の包み紙までベタベタになります。時には、長い行程のうちに中の果物類が潰れて逆に背中に果汁が滲みるなんてこともありました。
いま思えば極めて不便なリュックでした。でも、このカーキ色のでっかい帆布地のキスリングこそ、当時の山男のステータスだったのです。

★やがて年齢と共に鈴鹿山脈や伊吹山などの日帰りの近場の山へと代わり、このキスリングはアトリエのちょっとデカすぎるインテリアになりました。邪魔なので捨てようと何回も思いましたが、中に鼻を近づけると、あの時の汗や食料や果物や帆布地の繊維のにおいの混じったヤツが、もうとっくに乾燥しきって、なんか新たな香料のようなカオリがするのです。(フケツ!!)そして、そのたびに『よし、今年こそ再び、あのときの山へ行くぞ!』と思うのです。もちろん、このキスリングはもう使いませんが…。
そう思うあいだは、このキスリング捨てれません。

★それぞれに、手放せないもの、捨てられないものってお持ちでしょ?

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20分

20分

★この城郭とも基地とも分からぬ絵、この前スケッチブックに落書きをしていたら、ちょっと面白い絵になったので、イラストレーターで少し整理して描き直し、色を付けて、後々何かの作品で使えるかもしれないとイラストパーツのファイルに格納したものだ。早速、きょう引っ張り出してブログネタに使ってみた。

★先日、雪の降った次の日の午後6時頃、こんな月がポッと西の空にあった、‘弓張り月'ってのはこういう月のことを言うのだろうか。ここしばらく新月前後のために月の入りが早く、夜空に月が見えなかったので、この月は久しぶりの月だった。夜ごと欠けていく月は寂しいが、これから満ちていく月は嬉しい気がする。当分は、満月に近づいていく月の変化を楽しめる。

★昨年、各紙で報道されたが、月に最接近した日本の宇宙衛星が撮った月の表面とその向こうに浮かぶ地球のデジタル画像、驚くほど美しく鮮明だった。あの青く光る美しい地球の映像を見て、私たちはこんなきれいな星をいつまででも保てるのだろうか、と現実の地球環境問題に思いを馳せた人は多かったと思う。一方、月の表面は茶色の凹凸が果てしなく続いていて、美しくなかった。最新の科学技術は謎だった宇宙の真実の姿を次から次へと私たちに見せてくれる。宇宙天体はイメージの世界と思っている私には、そんな真実はどうでもいいことなのだが…。

★宇宙と言えば、あの宇宙旅行の記事、ご覧になった方も多いと思う。アメリカのある企業が近々宇宙旅行を計画しているらしい。全世界から参加希望者が殺到しているという。既に、第一次参加者はアメリカでさまざまな訓練をしているという、マスコミで顔なじみの日本人もひとりいて、記者のインタビューを受けていた。さて、驚くなかれその費用たるや、約20分の宇宙旅行だそうだが、たしか一人6千万円とか言っていた。その日本人参加者はインタビューのなかで『宇宙に飛び立つってのは夢だったし、男のロマンを現実のものに…』というようなことを語っていた。貧乏人のひがみだが、私には20分に6千万円を費やしてもいいと思えるものは何もない。私の20分といえば、ちょうどパチンコで数千円すられてカッカきはじめる時間、あるいは、待ち合わせの定刻時間を過ぎても待ち続ける時間の限界、いずれにしろ男のロマンとはかけ離れた20分しか思い浮かばない。

★それに何より怖い。過去、飛行機に乗っても、そのたびに顔が青ざめる私には考えられない20分だ。宇宙ロケットの打ち上げ失敗、空中分解、帰還不能、なんて記事は過去にもあった。いや、まてよ、もしかしたら彼ら、宇宙旅行の20分と言うより、そのリスクの20分に自分の運命を賭けているのかもしれない。もし、そうだとしたら少し分かる気もする。私は嫌だが…。

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遅れ雪

遅れ雪

★10年ほど前の年の暮れ、知人から紅梅と白梅を寄せ植え風にあしらった小さな門松の盆栽風の鉢をいただきました。多分、その知人はお正月が終わったら門松部分を外して、ウメの木の盆栽にして育ててほしい、という意図があったのだろうと思います。

★申し訳ないけど、私は盆栽の趣味も興味も全くなく、どうせ枯らしてしまうぐらいならと、正月が終わってから、その小さな紅梅と白梅を、お隣の敷地との境に地植えをしました。年々、大きくなり、やがて小粒ながらいっぱいの実をつけるようになったのです。我が家の毎年の梅酒はこの二本の樹がつけるウメの実でまかなえています。ただ、奔放に伸びる枝を実を取った後にバンバン切ったり、春の新葉にアブラムシが付いたり、幹にカイガラムシが付いたり、その駆除に結構閉口しています。

★でも、盆栽にして眺めるよりは、梅酒にする実用の方が私にとっては有意義な地植えの選択でした。

★今年も、旧暦のお正月に合わせたように白梅がポツンポツンと花開き始めました。そして、今朝、紅梅が一輪開いていました。
ところがです。お昼前、一転空が暗くなり雪です。私の町では今冬初めての雪です。今の時期に降っても初雪って言うのでしょうか。
紅梅白梅の花を付けた枝を、すっかり覆い隠してしまいました。

★そこで一句
 初咲きの 紅隠したり 遅れ雪
 お粗末。

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地図

地図

★私が続けている二科展は、秋の全国展ともう一つ中部地区を対象にした春の中部二科展というのがある。年に二回の応募作品をつくるのは結構忙しい。
この作品は、その春の方に出すために昨年秋頃からボツボツつくっていたヤツのうちの一点である。まだ、キャッチコピーを入れていないが、ブログネタの絵も途切れかけたので、つくっている途中でアップすることにした。

★テーマは何?、ここではご覧いただいた方が、いかようにもイメージしていただけば結構である。

★さて、私は二人の息子がいるが、彼らが幼稚園の頃から中学生の頃まで、我が家のトイレには、壁いっぱいのデッカイ世界地図を貼っておいた。これは結構、世界に思いを馳せる効果があったように思う。新聞や学校の授業や友人たちとの会話の中に出てくる世界の話題をトイレで用をたっしながら何気なく確認していたときもあった。、地図の限らず、この何気なくみているというのが良いと思う。

★先日、息子たちが小さいときに遊んだオモチャ「国旗パネル」が押入にあったので、孫にやろうとしていたら、息子が『オヤジ、それはもう使い物にならんよ。国旗も、国名も、当時とは違ってしまったものがあるし、増えた国も、無くなった国もあるし…』と言った。調べてみると、なるほど、その通りだった。ついでに、当時の地図と今の地図を比べてよく見ると、国境線が前と違っているところや、国境線が無くなっているところもある。
そういえば、私たちの身近なところでも、市町村の合併とかで、自治体の境界線が大きく様変わりをした。

★町村合併で境界線が変わることぐらいならいい、世界の中でも東西の雪解けでベルリンの壁が無くなったことは更にいい。しかし、新たに巨大な壁を建設して分断を推し進める国もある。独立を望む側とそれを許さない側の紛争が果てしなく続いている国もある。そこに乗じるテロや死の商人がいる。貧困や飢餓しかつくらない紛争で地図が塗り替えられていくのだけは許せない。

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ある作陶家の個展…‘鬼’の作品

ある作陶家の個展→‘鬼’の作品 
★今回は私の作品ではない。
私の尊敬する先輩の陶芸展の紹介である。このブログを訪れてくださった方のなかに、岐阜近辺にお住まいの方がお見えであれば、是非、お出かけいただくと嬉しい限りである。(きらりんさん、おちゃめさん、今年も是非!)
酒井氏については作年のブログの中で紹介したのでここでは省略する。

★今回も昨年同様、細工物を中心とした陶芸展である。最近では細工物陶芸作家の作品をほとんど見かけることがない中で、氏は一層その作品に緻密さを極め、またある時はユーモアやストーリー性をも付加し、細工物陶芸に新たな息吹きをふき込もうとしている。

★最近の氏の作品で眼を惹くのは‘鬼'の作品である。何故、鬼に着目したのか、そのきっかけは伺っていないが、氏は鬼の作品を創るにあたって、福知山の大江山をはじめ鬼伝説の残る全国各地を訪ね歩いている。これからも訪ね続けると言う。
以下、氏が各地の鬼伝説取材から得た‘鬼の真実'をごく短く要約するとこうなる。

★★‘鬼'の原型は地方の豪族たち 
☆群雄割拠のその昔、地方は中央政権やその傀儡たちの侵入や略奪に苦しめられる。それに立ち向かう地方を治めていた豪族たち、しかし、力の差は歴然としていた。やがて、地方の頭目である豪族たちは大きな権力の前に滅び去る。平定した勝ち組が「正義」、刃向かった者たちは「悪」という構図が出来上がるのは、古来からの常識であるが、鬼伝説もこうした中で生まれ伝承されていった。即ち、鬼の原型は大きな権力者に立ち向かったその地方の豪族たちなのである。
  「大江山酒呑童子」「桃太郎の鬼退治」も、しかりである。軍国主義への一直線をたどった明治以降、それらが一層誇張された昔話となっていったことも否めない。
  為政者の都合のいいように、その時代が次の時代に伝えられていくと言うことは、歴史にはままあることなのだ。


★さて、氏は、そんな鬼への愛情を作品に注いでいる。氏のつくる鬼は皆、好漢である。最近の子ども事情から「不登校に陥らないで元気に登校することを促す鬼」 「千客万来の活気を呼び戻す鬼」等々、いろいろ並んでいて、面白い。
もし、鬼伝説が残っている地方についての情報があれば、教えていただきたい。先輩に伝えようと思う。

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