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孫のサルの絵

孫のサルの絵

◆5月に愛知県犬山にある《日本モンキーセンター》の園内で写生大会があり、5歳の孫が参加しました。その作品が、なんと《園長賞》に選ばれて、この16日に表彰式がありました。私は行きませんでしたが、夕方、たくさんの賞品を抱えて一家で喜びの報告に来ました。

◆展示されていたのを親がデジカメで撮ってきたので、ここに載せました。見てやってください。

◆これまでも、2回ほど彼女の絵を見ていただきました。身内のことをほめるのもジジバカで申し訳ありませんが、彼女の得意技は筆に墨汁を付けて、いきなりザザァ~と輪郭を描いてしまうことです。だから、結構、力強く、ハッキリした絵になるようです。

◆この年齢の子の対象のとらえ方は不思議です。対象の大きい小さいとか、遠い近いとか、物の位置関係などはどうでもいいようです。要は、そのときの印象が最優先した絵になるようです。小さな印象派です。
この絵の場合はこうです。最初、写生のポイントを探していたとき、遠くの猿山の上にかかる吊り橋の上で、いきなり『キィヤ~キィヤ~』と凄まじいボスサルの叫び声が辺りに響き渡りました。度肝を抜かれるほどビックリしました。結局、彼女の絵は、叫ぶボスザルと驚く自分をデッカク描くというものでした。

◆白い画用紙を前にして、なかなか最初の一筆が描けないという人がいます。やっと描けても小さな絵になってしまう…。この状態を画家や書家の中には《白の恐怖》と呼ぶ方もいるそうですが、彼女は墨でザザァ~と描くことを繰り返しているうちに、この《白の恐怖》はクリヤーしたようです。

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